日本の芸能界が吉本騒動で揺れているように、韓国の芸能界でも所属事務所のブラックな対応で解散に追い込まれたK-POPグループメンバーが、会社告発の動きにでている。
問題となっているのは、AKBメンバーも含む日韓混合グループIZ*ONEのマネージメントを引き受けた、PLEDISという中堅事務所。
PLEDISでは、過去に第一次K-POPブーム時代に活躍したガールズグループAfterschoolや、日本でも人気のボーイズグループSeventeenやNU'estが所属。そこに日韓を股にかけて活躍する大型案件IZ*ONEを受け入れることになり、事務所機能が麻痺。デビュー二年目のPRISTINという若手有望ガールズグループは、年間新人賞受賞の有望グループであったにもかかわらず、その余波を食って新曲発売やプロモーション活動が停止。デビュー二年で活動停止→解散の憂き目を見た
そのメンバーの一人であったカイラ・マーシーが、新規にyou-tubeにチャンネルを開設して、”Pristinに起きたことを話す”と予告を出した。
そもそもPristinの所属事務所PLEDIS社長ハン・ソンスは、主催のM-netとズブズブの関係で、前述の『Produce101』シリーズの運営にもプロデューサーとして関与。
第一シーズンの勝利者グループI.O.Iには自社所属メンバー二名が選抜。第二シーズンには廃業寸前だった男子グループNU’estメンバーを送り込んで、人気グループとして再生するなど、『Produce101』シリーズ成功の恩恵を大いに受けている。
M-netはケーブル局ながら、サムスン創始者の出資を受けた製糖会社〜大ヒット商品だしの素『ダシダ』の販売〜シネコン経営などを経て、現在は大手エンターテイメント系コングロマリットにのし上がったCJグループの一翼を担っており、資金・影響力ともに非常に強力な新興メディア会社。
一方、そのIZ*ONEを産んだ、新人グループ選抜リアリティ番組『Produce101』最新シーズンでは、チーム選抜の最終結果の投票不正疑惑が浮上。
先シーズン、すなわちIZ*ONEを選抜した投票でも、同様の票操作疑惑が向けられている。
秋元康とAKBを引っ張り込んだ日韓混成グループIZ*ONE結成も、そうした資本をバックとした出来レースだったとの噂も出ている。
いやはや。吉本もびっくりのブラック感満載。
相当、きな臭いねえ。
カイラのyou-tube告発が潰されなきゃ良いが。