本来なら月も変わってバリバリやらねばならないんですが、例によってブッキングでノロノロやってるもんですから、今月も前半おやすみで、後半ドタバタのスケジュールになりそう。

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という具合にトントン拍子で話が進む場合は、思いつきから立ち上げまで半月と要しません。

しかーし、条件が合わないとなるとこれが、どんどん縺れていく。
 
コンセプト、日程、条件、ゲスト、店(会場)など条件は色々ありますが、一回ドツボに入ってしまうとどういうわけか、どんどん歯車が合わなくなる。特に出版関係、新刊にあわせたトークなんかは鮮度が命みたいな部分もあり、タイミングを逸してしまうと、本の販売補助にもならないので、ズルズルと立ち消えなんてことも度々。

また、色々すりあわせてなんとか実現という事になっても、告知期間が短いと、いいイベントでも本来来てくれるかもしれないお客さんに情報が行き渡らなかったり、既に予定が入ってしまってダメ、みたいなパターンも多く、結局頑張って開いても動員的に厳しかったりする。

最初イベントを始めたばかりの頃はこの辺の現実が判ってなかったので、とにかくやるのだと勢いで押し切って、火傷しちゃったケースも多々有り。

そのせいか段々慎重になっちゃって、突っ切って頑張ればいい時でも、あまり開催までに時間が取れないとうーんと考えこんでしまって、開催を尻込みしてたり、何とかならないかなとこねくり回しちゃって、逆にそれが旬を逃す原因になったり。

なまじ経験値を積んだが故に「羹(あつもの)に懲りて膾(なます)を吹く」という間抜けな状態になってしまう事もしばしば。

あと、動員が良くても他所のお店の軒先を借りてやってると、お店の売上なんかも心配になったりするケースがでてきて。そこそこの人数動員できても、あまりドリンクやフードの売上げが伸びてないと、店長さんの顔色が良くなかったりするのですね。

人が来た分、お店のバイトとかを増やしてるから人件費がかかってるので、その読みが外れると売り上げ自体イマイチで、店としては厳しい。やはり面白い事を一緒にやろうってパートナーですから、なんとかそこをフォローしたくて、アフターのパーティーなんかも企画するんだけど、それだとお客さんに余分な負担がかかったり、結局出演者も飲み食いしますんでその払いは主催者(ウチね)に掛かってきたり。普通にイベントだけやって終わってれば利益が出たのに、結局アフターパーティーやったばかりに売上が相殺されたり、赤が出たりもしばしば。…といって、出演者を飲まず食わずにはできないし、でなきゃ残る筋あい自体無いし。そもそもが、主役の居ない懇親会なんか成立しない(笑)。

なんだかんだで、なかなか上手くいかないこともあり、自前でハコを持たずに、ジプシーでいろんな所を渡り歩くというスタイルも色々と気苦労が多うございます。

で、色々試行錯誤した結果、自前でドリンクもフードも出してしまおうという考えにたどり着いたのですね。また経費はかかるけど、全部自前なら儲かろうと、損しようと自己責任。他所の流儀に棹さすよりよっぽどそのほうが気持ちがいい。

てんで、先月あたりからちょこちょこ、渋谷のCueとか秋葉原のコトブキヤホールで試してみているのがこのスタイルでございます。

前者ではドリンクとフード全部自前。後者ではフードに秋葉原名物の万かつサンドを買ってきて、とんかつとミンチカツとコインコロッケという揚げ物三種類から好きなのをミックスして選べますよという、ちょっと文化祭みたいなスタイルでやってみたのだけれど。それぞれ飲食向けのハコではないので、苦労はまだまだ尽きない。

当然どちらも火が使えないので、乾き物とサンドイッチぐらいしか出せないし、後者はホールの方針でそもそもアルコールもダメ。ドリンクバーを設置してソフトドリンク飲み放題にしてはみたものの、顧客満足度はそれじゃまだまだ低いと思うのですね。

じゃあってことで、今度はキッチン付きの本格的物件を見つけましてね。ーー中野の「F」というスペースなんですが、昔はサーフボードショップの二階でオーナーが半分趣味でやってたカフェスペースを居抜きで借りたんだとか。厨房器材も食器も常備の、本格的なパーティー向けのハコなのですな。

んだもんで、Live Wireも16日の辻真先さんのイベントから、試験運用で温かいフードも出す、食にも力入れたイベントに衣替えする予定。

とはいうものの、まだキッチン自体の使い勝手もわからないし、仕込みの要領もわかってないので、最初からフルメニューってわけにもいかないでしょう。とりあえず、得意のカレーとか、おでんあたりから試験運用程度に準備させてもらって…あと寒いから暖かい水餃子なんかもいいかな。単品300円から500円ぐらいで収めますんで、お試しでどうぞ。

そんな感じでゆくゆくは飯目当てでもお客さんに来てもらえるイベントを目指したいですねえ。(元々最初のイベントの振り出しの場所、新宿二丁目の今はなきEXITじゃあ、店がフードメニュー持ってなかったんで、私が調理までやってたんでございますね。一巡りして、またその出発点に戻ってきた感じ(笑))

学祭乗りですね、結局(笑)。

ま、こうなりゃ、ちゃんとロフトプラスワンの向こうを張ってライブハウススタイルを追求してやろうじゃないか(笑)。まあよかったら味見に来てみてください。酒も、できればフリードリンクか、それ相応に安くあがるようにしますんで。

とりあえず中野「F」を使う完全自主イベントのときは、そんな感じで目一杯飲んで食べてもらって、トークフィー含んで客単価3500円~4000円上限で収まらないかなと。もちろん数来てもらわないと、それじゃハコ代すら厳しいかもしれませんが、とりあえずお客さんのお腹も気持ちも収まるのが最優先。まずはお試しでやってみようかと思っております。

そういえば、このあと18日も別途イベントを演ろうかなとネタ仕込み中なんで、続けてやっちゃうほうが機材の持ち込みとかも楽かなあ…。となればついでに17もできないかな…。
準備にそんな日もないのに、3連チャンとか不埒なことを思ったりする今日この頃(笑)

元々ワタクシ食い物稼業は好きで、昔学生時代はホントに大阪の老舗のライブハウスの「バーボンハウス」って店で厨房の手伝いもしておりましたもんで、血が騒ぐっちゃ騒ぐ(笑)。まあ、当面はまたイダが馬鹿な事を始めたと、オープン戦みたいなかんじで、緩めに見守ってくださいな。


2月16日(木)「辻真先、79歳傘寿未満。いまだ現役。アニメ特撮人生大回顧#3」

自主興行(笑)のこけら落としはこのイベントですね。
前回Cueでドリンク引換用にお渡ししたコインが余ってる方は中野の第三回でも使っていただけます。

辻さんのイベントも回を重ねて三回目。聞く方もようやくペースが見えてきたかんじです。
お話の方は、NHKで「ふしぎな少年」をドラマ化して、手塚治虫先生との知己を得て、さらに広いフィールドへ辻さんが飛び出していく所まで来ました。ホントに大河トークになりそうな気配ですが、アニメ黎明期のホントのレアなお話はこれからが本番。

平日ですが、おつまみでもつまみながら一杯飲んでもらって、我が家みたいにのんびりリラックスした感じで、イベントを楽しんでもらえるといいなと思っております。

前回の分で恐縮ですが、辻さんイベントの予告編。雰囲気は伝わると思います。